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インド占星術=第九室=幸運のハウスです。

宗教的な善行によって長生きできるので、9室は宗教性、高潔さ、霊感(インスピレーション)魂の目的のハウスです。父親、精神性における傾向、献身、学習、巡礼、教師や師、遠距離旅行、交通、外国、今生で積む徳、神の恩寵、大学、などを表す象意のハウスです。このハウスがよければホロスコープ全体の運気もよくなります。

私の第九室は、蠍座で火星が支配しています。このハウスには惑星が在住していません。2室と9室の支配星である火星がアスペクトしています。惑星が自分の部屋にアスペクトするのはいいことです。また、11室と12室を支配する土星が7室からアスペクトしています。土星は凶星ですが、12室は解脱(喪失)に関わるハウスのアスペクトなので、精神世界にとってはよいアスペクトでしょうか。1室と10室の支配星である木星が1室からアスペクトしています。8室の支配星である火星は、6室に在住しています。ここで、3室と8室の支配星の金星、4室と7室の支配星の水星、それとケートゥが在住して、コンジャンクションしています。火星が六室に在住しているのは、いいのですが、支配している九室にとってはよい配置ではありませんし、ケートゥとのコンジャンクションは困難がおこり、死ぬほどの苦悩がおこることを、示しています。6室にコンジャンクションしている惑星が支配している象意や、6室の支配星が在住している7室の土星にも、水星と星座交換しているため、影響を与え、木星や月にも影響を与えることになり、敵の為にすべてを失うという結果に終わることを示しています。

 9室は父親やグルを表していますが、支配星が6室に在住するということは、そこに問題があることを意味しているのでしょう。それは精神世界でも直接指導して下さるグルを持てないということなのでしょうか。兄弟と違い学生時代からよい先生と出会うことはありませんでした。仕事についても最初は上司にどういうわけか誤解されて、いつも苦しむのですが、最後は理解され可愛がってくれましたが。精神世界でもそうでした。祖母が信心深い人で、いつも手をあわせていましたので、その影響をうけて信仰心を持って育ちました。病弱だったので、兄弟よりも信仰心は強かったとおもいます。自然と真理を探究していったのですが、壁を乗り越えるために、仏教を学び、運を変える方法を求めたのです。日本の仏教は日本仏教で、仏教の開祖のお釈迦様は、お名前ではなく、釈迦族の出身の方でおられるとのことだと知りました。日本仏教の拠り所にしてあるお経はみんな、後の世の人々が創作された経典なのだそうです。「苦・集・滅・道」という有名な教えは、インドから中国を経るときに、中国で「苦・集・滅・道」と翻訳されたのです。故増谷文雄先生が翻訳されたブッタの説法を読むと、対機説法をされておられ、神格かもされておらず、私にお話してくださっているように感じるものでした。そして、弟子を思うその愛に触れたときには涙がとまりませんでした。増谷先生もブッタがこの世にいてくださったら、すぐに弟子にしていただきたいものだと書かれていました。大乗仏教といわれる経典はチベットに存在していることがわかり、チベットでお坊さんになられた医学僧である大工原彌太郎氏の「明るいチベット医学」の中で、人は輪廻転生しない、死んだらすべてが消滅するという教えが大前提だのだそうです。ですから解剖して、少しの肉片でも死亡原因がわかるのだということでした。このように仏教は変容していたのですから、日本仏教になるのも自然の成り行きなのでしょう。

サティヤ・サイババさまが、井戸をあちこち掘っても、浅くて深くはならないでしょう、一箇所を掘り続けると必ず水脈にあたるように、自分に縁のある信仰を深めていくことで、魂が高まったら、それにふさわしいグルが地球の反対側からでも来て下さるのだからとお話されていました。私は離婚したことで、KNラオ先生に出会え、ヒンズー教の世界が開かれました。ラオ先生は、ヒンズー教の聖者達のホロスコープを使って解説してくださいます。またご自分の占星術やマントラグルや出会われた聖者たちのお話は興味深く、人間の身体の構成のお話は神智学の創始者のシュタイナー氏の本で読んだことがありました。ラオ先生が特にお勧めされていた、パラマハンサ・ヨガナンダ師の著書「あるヨギの自叙伝」「「人間の永遠の探求」の両著は私が求めていた疑問に答えてくださるものでした。プラトンやアルキメデスの時代哲学者達は自我はいつ発現できるのか、それは人が死ぬ瞬間ではないかと議論されていたそうですが、ヨガナンダ師がグルたちから伝承されてきた、クリヤ・ヨガの技法は正に自我を発現する技法なのだろうと思いました。ヒンズー教の聖者達グルは弟子たちにそれを見せることができ、弟子のその内在する力をグルが引き出してくださり、神様との合一ができるように導いてくださる、唯一人の人だと思います。インドの人々本当に羨ましいと思っていましたら、サティヤ・サイババさまがみんなインドに生まれ変わってくるのだから、誰にでもチャンスがあるので、羨ましいと思わなくてもいいそうです。

私は9室の支配星が傷ついていたからこそ、真理の道へと歩み自分の求めていた真理を得ることができたのでしょう。信仰は麻薬だといわれるように、帰依したゲルの元を離れることは大変難しいことだと思われますので、直接指導してくださるゲルを持てないということは、神様の恩寵なのだと感じられます。

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